木田八剱社 湯の花神事

きだはっけんしゃ ゆのはなしんじ

お清めの湯を飲んで無病を祈る

当社の秋の大祭である「湯の花神事」は、一般的に「湯立て」とも呼ばれ、全国の神社で見られる神事の一つでもある。神前で湯を沸かし、それを奉納した後、参拝者に湯を振る舞うもので、神にささげられた湯をいただけば無病息災の御利益がある。また、ここ木田地区の神事は、今なお地中に穴を掘って5つのクドを築くという昔ながらのスタイルを継承している。そしてこの日に使用される5つの湯釜は、いずれも享和2年(1802)木田村民により鋳造・奉納されたもので、同地区の歴史を語るには外すことができない史料である。

所在地

愛知県あま市木田宮東16

指定区分

あま市指定無形民俗文化

データ

クドは祭りの1週間前に地区の役員が手作業で築く。



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